誤飲について

万が一異物を飲んだと気付いたら、まずあわてずに、応急処置を行ってください。自分で応急処置ができない時や応急処置の方法がわからない時には、大阪中毒センターに電話連絡を入れて指示を受けてください。
(072-727-2499有料)
必要な処置は、当番の市立病院などが行います。
吐かせる
中毒を起こす心配があるものを飲んでしまったとき、いちばん良い処置は、とりあえず牛乳か水を飲ませて吐かせることです。
牛乳を飲ませない方がいい場合もある
毒物の中には脂肪に溶けやすいものもあり、牛乳を飲ませると、その毒物の吸収を早めることがあるからです(ナフタリン、しょうのうや灯油などの石油製品がこれにあたります)。
吐かせない…こんなときは吐かせないでください。
- 意識混濁があるとき…窒息を起こしたり、吐いたものが気管に入って危険です。
- 石油製品(灯油、シンナー、ベンジンなど)を飲んだとき……気管に入りやすく、肺に入ると出血性肺炎を起こして高熱がでます。
- 漂白剤、酸性やアルカリ性の強い洗浄剤などを飲んだとき……これらのものは飲みこんだときに食道に火傷をつくりますが、吐かせるともう一度火傷を受けてしまい、症状が悪化するからです。
- けいれんを起こすような薬を飲んだり、けいれんを起こしかけているようなとき……こんなときに吐かせようとすると、けいれんを誘発してかえって危険なことがあります。
中毒を防ぐワンポイント
- タバコのあと始末を徹底する
タバコ・灰皿を放置しないこと。1/2本以下程度なら、牛乳を飲ませ、4~5時間たっても症状が出なければ大丈夫。ただし、ジュースの空き缶などに入れた、タバコが溶けた液体は危険なのですぐに当番の市立病院などに連絡してください。 - 食品を入れる器やびんを、他の目的に使わない
- お菓子の空き缶に薬を入れない
上手な吐かせ方
1.牛乳か水を飲ませる
飲ませる量は体重1kgあたり約10~15ml。鼻をつまむと飲ませやすい。手足をバタバタするときはしっかりかかえる。
2.ひざにかかえる
こどもの場合には腰をかかえるようにしてうつぶせにし、吐かせる人は立て膝をしてこどものお腹を大腿の上にのせ、頭を低くさせる。
3.舌の奥を押す
こどもの場合には、吐いたものが気管に入らないように注意を払って、下の方から口の奥に指を深く入れて刺激し吐かせるようにします。
